靴の消臭対策は入れるだけで解決！漆喰を含んだ製品をご紹介

2021/09/08

靴を脱いだ瞬間にただよう「嫌なニオイ」に、気になった経験はありませんか？

家庭でも洗えるスニーカーならともかく、革靴やブーツのような簡単には洗えないものだと消臭対策が必要になります。

「いろいろ試したけど、なかなかニオイが消えない…」とお悩みの方におすすめなのが、靴に入れるだけで消臭効果を発揮する「シックインミニ」です。

今回は、シックインミニが靴の中で生じるニオイを除去する理由について紹介しましょう。

靴のニオイが発生する主な原因

靴の中から発する不快なニオイは、靴や靴下に付着したバクテリアなどの雑菌が主な原因です。雑菌は、足の裏でかく汗や剥がれ落ちた角質などを栄養源に、靴の中で繁殖します。そして、繁殖した雑菌から生まれる大量の排泄物―これが、嫌なニオイの正体なのです。

雑菌は、高温多湿な環境を好みます。革靴やブーツといった通気性の悪い靴の中は、人間の体温と汗で高温多湿になりやすい環境です。さらに、角質などの栄養源も豊富ですから、雑菌にとって繁殖に適した場所といえるでしょう。ひとくちに雑菌といっても、さまざまな種類があります。

とりわけブーツには、表皮ブドウ菌、黒革カビ、白癬菌など、いろいろなバクテリアが繁殖しているといわれ、不快なニオイを発しやすいといわれます。こうした雑菌が靴のなかで生息する限り、どれだけ足をキレイに洗っても嫌なニオイは消え去りません。

雑菌を完全に除去するのは難しいことですが、減らすことでニオイを抑えるのは可能です。その一手として、靴に入れるだけで簡単に消臭対策ができる「シックインミニ」が、おおいに貢献するでしょう。

靴に入れるだけで消臭効果を発揮！「シックインミニ」の特長

「シックインミニ」は、表面に漆喰がコーディングされたカードサイズの消臭アイテムです。

天然由来の漆喰には、消臭、抗ウイルス、抗菌作用などの効果に優れた素材といわれます。この漆喰を、独自のコーティング技術で塗布したものが、シックインミニです。

使い方は簡単。シックインミニを、靴の中に入れるだけです。これで、表面にコーティングされた漆喰がニオイのもととなる雑菌をキャッチし、不快なニオイを抑えてくれます。

シックインミニは靴だけでなく、カバンの中やクローゼット内、車の中など、ニオイの気になる狭い空間でも消臭効果を発揮します。

漆喰には、なぜ消臭効果があるの？

漆喰は、サンゴの化石からできた「消石灰」を原料とする自然素材で、古くから日本家屋の土壁などにも使われている安全・安心な素材です。

原料となる消石灰をよく観察すると、無数の孔（あな）の開いた多孔質構造であることがわかります。この孔に、雑菌を吸着させることでニオイの除去などの効果が得られるのです。また、湿気の吸湿や放湿を繰り返す調湿効果もあるため、靴の中でかいた汗も吸収して快適な環境を保ってくれます。

さらに漆喰には、抗菌・抗ウイルス性能があることも最近の研究でわかっており、細菌やカビ、ウイルスなどの生育や増殖を抑制する作用が認められています。pH11以上の強力なアルカリ性素材である漆喰が、吸着した細菌やウイルスの活動を不活性化することが実証実験で確認されており、雑菌の繁殖しにくい環境づくりに有効とされているのです。